蒼くて、紅い… 甘くて、苦い…
そんな私なので
高校受験に向けて家庭教師の先生にお願いした
神頼みというより人頼みなんだけど
家が近くて幼なじみと言うには
年が10歳離れていて
有名大学を卒業してるのにフリーターというか
無職の近所の青年
先生は去年の今頃、兄の家庭教師で家に来ていた
兄はサッカーをやるために目指している高校があって
でも志望校には程遠い成績だった
そんな兄も先生のおかげで見事志望校合格!
春から憧れの高校に通っている
両親は、多大なる信頼と希望を先生に向けていた