蒼くて、紅い… 甘くて、苦い…
「お年玉代わりに好きなの食べて」
亮さんが私と友達におごってくれた
私と友達は、りんご飴にした
「りんご飴の色、私好きだな〜
かじると外側の飴が、りんごに滲むんだよね
キレイな紅色…
なんか、紅ちゃんみたい」
茜さんが言った
「オレ、りんご飴食べてる女の子、好きだな…
ふたりとも口が赤くなって、色っぽい
いいな…女子高生は、かわいくて」
亮さんがそう言って茜さんにつねられてた
先生と目が合った
ドキッとした…