蒼くて、紅い… 甘くて、苦い…

➖瞬➖


0:00


「紅、誕生日おめでとう」


「ありがとう」


「なんにもプレゼントないけど
ごめん」



紅、18歳か…


オレ、そのころ結婚なんて、
ぜんぜん考えてなかった



「瞬と一緒にいれるだけで、嬉しい」


そう言った紅がかわいくて
また抱きしめてしまった



そしたらやっぱり…


ーーー


キスしてしまった



そういう雰囲気にならないように
気を付けてたけど…



紅があくびをした


「紅、寝たかったら寝ていいよ」

オレは隣の寝室を指さした



「瞬は?
まだ、寝ないの?」



「…あぁ、オレはもう少ししたら、寝る」


自然に言えた



「…じゃあ、瞬が寝る時、私も寝る‥」



結局、そぉくる?




< 311 / 318 >

この作品をシェア

pagetop