蒼くて、紅い… 甘くて、苦い…
近くの公園に行って
キッチンカーで
クレープとタピオカを買ってくれた
先生はコーラとサンドイッチを買った
昨日のことがなかったかのように
いつもの先生だった
やっぱり夢だったか、私の勘違いか?
コーラを飲んだ先生の前髪が風になびいて
目に入って鬱陶しそうだった
先生、好き…
そう思ったら
声になって先生に伝わった
先生は、恥ずかしそうにうつ向いた
「オレ、昨日、告って少し後悔したんだ」
その言葉にやっぱり勘違い?と思って
ドキッとした