蒼くて、紅い… 甘くて、苦い…

私は日曜、瞬の家に行った


瞬のお母さんもうちのママも
私達が付き合ったことは知っていた



付き合って、初めて瞬の家に行く



玄関にお母さんが出てきた


「紅ちゃん、ホントにあの子でいいの?
学校に男の子いっぱいいるでしょ〜」

階段をあがるときにお母さんに言われた



「‥はい」

私は恥ずかしくて返事だけした



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