蒼くて、紅い… 甘くて、苦い…

トントン…

「瞬、紅ちゃんよ〜」


前みたいに瞬の部屋まで案内してくれた



ドアを開けるとクーラーで冷えた部屋で
瞬が待ってた



瞬の部屋は、2回目


でもなんか緊張する…



瞬がDVD借りてきたと言った

2.3本ある中から
私が選んだものを観ることにした



「クーラー寒かったらコレ使って」

瞬は毛布を貸してくれた


私はそれに包まった



外の光を遮るのに瞬がカーテンを閉めた

暗くなって、なんとなくドキドキした



DVDを付けると
リモコンを置いて
私から離れて座った


私はチラッと瞬を見た


普通、恋人同士って
くっついて寄りかかったりして
DVD観たりしそう…



私のただの理想かな?



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