逃げる彼女に甘い彼 ~my sweetheart~
流されないように、
お得意の九条のお嬢さん顔で仮面を被ってしまう。
とはいえ、せっかくなので楽しみたかったので、そこはやはり楽しもうと一言加えた。
クスリと笑う彼は、なんだか私の事をお見通しなようで…。
あー、なんかめんどくさい。
とにかく楽しんだもん勝ち。
せっかくの夢の国なんだし。
そこからは気負いせず、むしろ初めてのデートのような緊張感もあまりなく自然体で楽しんだと思う。一つ目のアトラクションを体験して興奮してたのか、園内で使えるグッズのワゴンを見つけると、
彼の服をツンツン引っ張って、
「あれ、見よう!」
ってとびきり元気に言ってしまった。
しまった。素の自分をついさらけ出し…。
でも、彼はすかさずうれしそうに
「ああ、面白いアイテムあるかな?行こう。」
そこからは、少しずついつもの自分でいられた。
結局あれこれ見ていて、彼へのいたずら心もあって
「これ付けてもらえるの憧れだったの!」と、園内で身につける被り物。
色んなキャラのものがあって選んだのは犬のキャラのもの。
垂れ耳がかわいい。
一瞬躊躇っていた蓮さんだが、私も猫キャラを付けたら被ってくれた。
寒さ対策にも丁度いい。
お得意の九条のお嬢さん顔で仮面を被ってしまう。
とはいえ、せっかくなので楽しみたかったので、そこはやはり楽しもうと一言加えた。
クスリと笑う彼は、なんだか私の事をお見通しなようで…。
あー、なんかめんどくさい。
とにかく楽しんだもん勝ち。
せっかくの夢の国なんだし。
そこからは気負いせず、むしろ初めてのデートのような緊張感もあまりなく自然体で楽しんだと思う。一つ目のアトラクションを体験して興奮してたのか、園内で使えるグッズのワゴンを見つけると、
彼の服をツンツン引っ張って、
「あれ、見よう!」
ってとびきり元気に言ってしまった。
しまった。素の自分をついさらけ出し…。
でも、彼はすかさずうれしそうに
「ああ、面白いアイテムあるかな?行こう。」
そこからは、少しずついつもの自分でいられた。
結局あれこれ見ていて、彼へのいたずら心もあって
「これ付けてもらえるの憧れだったの!」と、園内で身につける被り物。
色んなキャラのものがあって選んだのは犬のキャラのもの。
垂れ耳がかわいい。
一瞬躊躇っていた蓮さんだが、私も猫キャラを付けたら被ってくれた。
寒さ対策にも丁度いい。