逃げる彼女に甘い彼 ~my sweetheart~
レストランを出て、いっぱい遊んだ。
並ぶ事も多いけど、いっぱいおしゃべりもして、前のデート見たいにできるようになった。
今日は被り物を被って笑う彼は年齢よりも幼く見える。
待ってる間に、ワゴンフードを買って分け合ったりしていると、本当に仲のいいカップルだ。

迫力あるアトラクションに乗り、思わずしがみつくと恥ずかしくなった。
水に濡れたりしてもケラケラ笑ってたのしめる。

はー、正直楽しいデートだ。

さりげないエスコートはさすがで、こういうところが不安になる要素だな。

じっと見てしまって、
「どした?」
って、気にかけてくれると、はーホント無駄にイケメンって思ってしまう。

ちょっと疲れたので、ベンチで休憩してる。夕方にも近くなり少し肌寒くなってくると、
繋いでいた手を薄手のコートの中に一緒に入れてくれた。

ほんと、キュン要素を心得ていて、素直に喜んでいいものか固まっていると
「こんなこと、誰にでもすると思うなよ。
これでも、少し照れてるんだから。」

なんだ、私と一緒か。

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