逃げる彼女に甘い彼 ~my sweetheart~
「手作りでありがとう。うれしいよ、ホント。
カップ作りも難しかっただろ?」
「あの時はモヤモヤしてて、でも信じるって決めた時、蓮さんのために出来ることって何かって思ったら、仕事は手伝えないし。いつもコーヒー喜んでたじゃない。だから、カップ作ってみようって思い立って先生のとこへ出かけて。無心で粘土捏ねてた。自然の中で、気持ちも落ち着いて。
蓮さん喜んでくれたらって思って作りました。
不恰好だけど、味わいはあるかな?
まあ、少し怨念がこもってるかもしれないけどね。ふふふ。」
「芽衣…。芽衣の思いがうれしい。怨念でもなんでも、俺のこと考えてたってのが最高にいい。」
「蓮さん何でも持ってるからプレゼント困るよ。売ってないもので勝負するしかない感じ。」
「大成功だよ。ありがとう、祝ってくれて。」
「どういたしまして。」
それから、コーヒー、ケーキを食べてお腹いっぱい。
片付けをしていると、
背後にやってきて
「今日は満月がきれいなんだ。ここの屋上で月見酒しない?」
「屋上?行けるの?行きたい!」
タワマンには色んな設備があって、バーやジムもあるが、屋上は住人専用で解放していて。
夏は花火を見ても楽しめるらしい。
カップ作りも難しかっただろ?」
「あの時はモヤモヤしてて、でも信じるって決めた時、蓮さんのために出来ることって何かって思ったら、仕事は手伝えないし。いつもコーヒー喜んでたじゃない。だから、カップ作ってみようって思い立って先生のとこへ出かけて。無心で粘土捏ねてた。自然の中で、気持ちも落ち着いて。
蓮さん喜んでくれたらって思って作りました。
不恰好だけど、味わいはあるかな?
まあ、少し怨念がこもってるかもしれないけどね。ふふふ。」
「芽衣…。芽衣の思いがうれしい。怨念でもなんでも、俺のこと考えてたってのが最高にいい。」
「蓮さん何でも持ってるからプレゼント困るよ。売ってないもので勝負するしかない感じ。」
「大成功だよ。ありがとう、祝ってくれて。」
「どういたしまして。」
それから、コーヒー、ケーキを食べてお腹いっぱい。
片付けをしていると、
背後にやってきて
「今日は満月がきれいなんだ。ここの屋上で月見酒しない?」
「屋上?行けるの?行きたい!」
タワマンには色んな設備があって、バーやジムもあるが、屋上は住人専用で解放していて。
夏は花火を見ても楽しめるらしい。