逃げる彼女に甘い彼 ~my sweetheart~
未来
プロポーズを受けてから、半年後、私は任期を終え帰国した。
一応、兄の部下として、籍を置いてある。
いわゆる、雑用係だ。
結婚が決まり、実際仕事が進められるかは分からない。
九条から柾木へ嫁ぐと言う事、相手の家のしきたりに従う事になる。
久々に蓮さんと甘い甘い生活をしている。
実家へ戻ったけど、ほぼ蓮さんのマンションで暮らしている状態だ。
帰国後両家で、顔を合わせ、一気に結納まで済ませてしまった。
驚異の早業だった。
両家の母親が結託して、早めにやってしまったのだ。
次は結婚式となったが、なんか展開が早い。
三ヶ月後とかいう話が進んでるような…。
蓮さんが帰宅後ご飯を食べながら聞いてみた。
「あー、あれな…。実を言うと、怒らないで聞いてくれよ…。」
「怒るようなことをしたんですか…?」
「プロポーズOKと同時に両家が動き出して、式場の準備を始めていたんだ。
招待数も多いし、俺たちで決めなくていいところはすでに発注しているようだ。」
「えっ、じゃ、3ヶ月後にはほんとに結婚式なの…?」
「怒ってる?母さん達が急いでやらないと、またオレが逃げられるって。万が一の時は蓮に全額請求するからって。
オレは早くお嫁さんにしたいよ。でも、芽衣が二人で決めたいなら、他の式場でもいいし、なんなら海外挙式でも。オレは芽衣と結婚できればいいんだから。だから…。」
一応、兄の部下として、籍を置いてある。
いわゆる、雑用係だ。
結婚が決まり、実際仕事が進められるかは分からない。
九条から柾木へ嫁ぐと言う事、相手の家のしきたりに従う事になる。
久々に蓮さんと甘い甘い生活をしている。
実家へ戻ったけど、ほぼ蓮さんのマンションで暮らしている状態だ。
帰国後両家で、顔を合わせ、一気に結納まで済ませてしまった。
驚異の早業だった。
両家の母親が結託して、早めにやってしまったのだ。
次は結婚式となったが、なんか展開が早い。
三ヶ月後とかいう話が進んでるような…。
蓮さんが帰宅後ご飯を食べながら聞いてみた。
「あー、あれな…。実を言うと、怒らないで聞いてくれよ…。」
「怒るようなことをしたんですか…?」
「プロポーズOKと同時に両家が動き出して、式場の準備を始めていたんだ。
招待数も多いし、俺たちで決めなくていいところはすでに発注しているようだ。」
「えっ、じゃ、3ヶ月後にはほんとに結婚式なの…?」
「怒ってる?母さん達が急いでやらないと、またオレが逃げられるって。万が一の時は蓮に全額請求するからって。
オレは早くお嫁さんにしたいよ。でも、芽衣が二人で決めたいなら、他の式場でもいいし、なんなら海外挙式でも。オレは芽衣と結婚できればいいんだから。だから…。」