君と出会えて

私が席を立ったのと同時に立った彼は見るからに“優等生”だった。


まあ私が言えることじゃないと思うけど。


「初めまして。森 颯太(もり そうた)といいます。
このクラスをよりよくできるよう、学級委員として頑張っていきます。よろしお願いします。」


光沢のある黒髪はサラサラで、背は高い。


それに相当イケメンなのではないか。


関係ないけど。

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