(実話)あたしの花~大切な宝物~貴女に逢える日を…。
あたし、あの頃は、好きでたまらんかった。いっぱい泣かされた。あたし何やってんやろう?今思うとそう思った。これは神様からのあたしに与えられた罰なんだ。この苦しみから抜け出す為に、あたしは逃げた。東北のとある街へたった一人何のあてもなく、飛び込んだ場所は…風俗!最初は勇気いったなぁ~でも、あたしが生き伸びて、彼の力にもなりたくて、この仕事選んだ、そこのお店の社長に拾われた猫。良くして貰った。必死で働いた、でも現実、辛い事もあった。あたしはお客を選べない、お客さんが選ぶのだから、数字も伸びず、指名もなく、月日ばかり流れてゆく。そんな中、支えはその当時の彼の存在だけでした。お金も貢いだ、それで彼が助かるなら、喜んでくれるなら、あたしだけを見てくれるなら、休みの日は、会いに行った。それが一番楽しかったから、あたしの支えだったから。