(実話)あたしの花~大切な宝物~貴女に逢える日を…。
優郁に会いたいから、この病棟にはいろんな人がいます。最初はね、怖かった、ママも優郁とバイバイした時の気持ち同様だった。お父さんと絶対病気治そうと誓った。でもお父さんは、ここへ来る前の日まで飲んでました。喧嘩になった。その日ママには喧嘩する力さえなく、灰皿投げつけられ、ママは今でもその事だけが憎しみです。酒飲んで酔っ払って、開き直り、暴力振るわれ、ママはその事がどうしても頭から離れず苦しいです。あの日は、完全に脱力感だけで、力は出なかった。だからね、ママはお父さんとは暮らしたくない。