見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
「あの時みたいに、泣きそうな顔で無理やり前を向かなければいいんだが……」


旧年中にあった出来事を思い出して余計な心配を抱える。
彼女のことを散々「放っておけない」と言ってきたが、その真意はまだ、きちんと彼女には届けていない。


「ボウリング大会で、それが話せればいいけれど」


話す時間があれば、こっそりでもいいから彼女を連れて抜け出そう…と目論んだ。

次こそは変な邪魔が入らないように…と願わずにはいられなかった。




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