見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
「皆さん、本日はお疲れ様でした。いつものならこの後、打ち上げのお店を確保しているのですけれども、今日は『ノー残業デー』ということで、敢えてお店の予約はしておりません。ここで解散にして、後は自由に楽しんで頂こうと思います。
帰られる皆さまは、どうぞ気をつけてお帰り下さい。打ち上げされる方も、飲み過ぎには呉々もご注意下さい。ご参加いただきまして、本当にありがとうございました!」
頭を下げると、パチパチと拍手が湧く。
それに一礼を返して、はぁ…と息を吐き出して前を向いた。
視界には二人の男性が飛び込んできた。
一人はもちろん副社長で、もう一人は青白い顔をしている高吉君だ。
彼は結局、最後まで残ってプレイをしてくれた。
私達のチームはブービー賞で、残念だったね…とチームの皆で慰め合ったばかりだ。
私はあの後、彼に何と言って声をかけたらいいのか分からず、態度もぎこちなくなってしまったままだ。
副社長の言うように、仕事としての責任から彼をボウリングに誘い、楽しんで貰おうと思って、張りきって応援していたのに__。
「高吉君」
帰られる皆さまは、どうぞ気をつけてお帰り下さい。打ち上げされる方も、飲み過ぎには呉々もご注意下さい。ご参加いただきまして、本当にありがとうございました!」
頭を下げると、パチパチと拍手が湧く。
それに一礼を返して、はぁ…と息を吐き出して前を向いた。
視界には二人の男性が飛び込んできた。
一人はもちろん副社長で、もう一人は青白い顔をしている高吉君だ。
彼は結局、最後まで残ってプレイをしてくれた。
私達のチームはブービー賞で、残念だったね…とチームの皆で慰め合ったばかりだ。
私はあの後、彼に何と言って声をかけたらいいのか分からず、態度もぎこちなくなってしまったままだ。
副社長の言うように、仕事としての責任から彼をボウリングに誘い、楽しんで貰おうと思って、張りきって応援していたのに__。
「高吉君」