見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
そう言われて見上げると、空は快晴で晴れ渡っている。
樹氷はその空の青さに映るような真っ白さで、まるでおとぎ話か童話の世界にでも入り込んだような気分がした。
「素敵…」
それ以外に言葉もなく、周りを眺めては溜息を漏らす。
こんなたった一晩で周囲の景色が変わってしまうほど冬山というのは不思議で、興味深い場所なんだ…と思えてしまった。
「千之さん」
名前を呼ぶと急に突風が吹いて冷気が頬を撫でていく。
それに目を細めて開けると、目の前にはチラチラと小雪が舞って輝いていた。
「風花だよ」
指を差しながら教えてくれる彼の声に合わせて周りを見つめ、これが風花…と実感。
その宙を舞う美しさや軽さを言葉もなく見つめていると、左手を取った彼が握り直し、上に向けるから何事かと思い目を向けた。
「おー、綺麗だ」
手の甲を見つめながら、「空の色と同じ」と言うから、何が?…と思い視線を延ばす。
すると、薬指の根元にはブルーに光る宝石が見え、またまた驚いて、「えええっ!?」と大声を張り上げて叫んでしまった。
「こ、これ」
樹氷はその空の青さに映るような真っ白さで、まるでおとぎ話か童話の世界にでも入り込んだような気分がした。
「素敵…」
それ以外に言葉もなく、周りを眺めては溜息を漏らす。
こんなたった一晩で周囲の景色が変わってしまうほど冬山というのは不思議で、興味深い場所なんだ…と思えてしまった。
「千之さん」
名前を呼ぶと急に突風が吹いて冷気が頬を撫でていく。
それに目を細めて開けると、目の前にはチラチラと小雪が舞って輝いていた。
「風花だよ」
指を差しながら教えてくれる彼の声に合わせて周りを見つめ、これが風花…と実感。
その宙を舞う美しさや軽さを言葉もなく見つめていると、左手を取った彼が握り直し、上に向けるから何事かと思い目を向けた。
「おー、綺麗だ」
手の甲を見つめながら、「空の色と同じ」と言うから、何が?…と思い視線を延ばす。
すると、薬指の根元にはブルーに光る宝石が見え、またまた驚いて、「えええっ!?」と大声を張り上げて叫んでしまった。
「こ、これ」