見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
声を振り絞ると同時に涙が溢れ出す。
自分も千之さん以外は居なくてもいい…と思えてしまい、ぎゅっと首に腕を巻き付けてお礼を言った。
「あり…がとう…」
こんな素敵な贈り物が他にあるだろうか。
彼を疑ったことを責められもされず、返って気持ちを掬い上げてもらえるなんて。
自分のものにしたいとまで言われ、こんなにも幸せを感じさせてもらえて__。
ああ、本当に彼のことが好きで堪らない……と思いながら唇が重なる。
昨日から全くしていなかった彼とのキスを受け止めながら体温を感じ、想像以上に冷たいことに気づいて抱きしめた。
「冷えてる」
いつから外に居たの?…と顔を向けると、彼は小さく笑って答えた。
「夜明け前くらいからかな。目覚めたら琴音を抱きたくなってしまいそうだから、頭を冷やしがてら、外で焚き火をしていた」
実は夜中もずっと私を抱きしめたまま眠っていたと告白され、それで熟睡できたんだ…と改めて思った。
「朝ご飯ももう出来てるぞ」
彼が指差す方向には赤い炎。
その上には湯気を立てた鍋とヤカンが沸騰していて、私は驚いて彼を振り返り、再び抱きしめてお礼を述べた。
自分も千之さん以外は居なくてもいい…と思えてしまい、ぎゅっと首に腕を巻き付けてお礼を言った。
「あり…がとう…」
こんな素敵な贈り物が他にあるだろうか。
彼を疑ったことを責められもされず、返って気持ちを掬い上げてもらえるなんて。
自分のものにしたいとまで言われ、こんなにも幸せを感じさせてもらえて__。
ああ、本当に彼のことが好きで堪らない……と思いながら唇が重なる。
昨日から全くしていなかった彼とのキスを受け止めながら体温を感じ、想像以上に冷たいことに気づいて抱きしめた。
「冷えてる」
いつから外に居たの?…と顔を向けると、彼は小さく笑って答えた。
「夜明け前くらいからかな。目覚めたら琴音を抱きたくなってしまいそうだから、頭を冷やしがてら、外で焚き火をしていた」
実は夜中もずっと私を抱きしめたまま眠っていたと告白され、それで熟睡できたんだ…と改めて思った。
「朝ご飯ももう出来てるぞ」
彼が指差す方向には赤い炎。
その上には湯気を立てた鍋とヤカンが沸騰していて、私は驚いて彼を振り返り、再び抱きしめてお礼を述べた。