見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
落ち込みそうになったら、この指輪を見て張り切るね、と微笑むとキスされる。
それに慌てて「前を向いて!」と願い、心臓をバクバクさせながら笑う彼の横顔を眺めた。
初めて千之さんを見た時は、手の届かない存在だと思い、遠目に見るだけで満足していた。
けれど、彼と触れ合う度に気持ちが増して、今では彼以上に、自分も早く彼だけのものになりたい…と願っている。
彼をずっと見守り続けていたい。
そういう存在に、一日も早くなりたい___。
……そう願いながら後ろの山を見返した。
頂に白い雪を被った冬山は、まるで綿帽子を被る花嫁姿のように見え、美しくて、いつまでも目を離さずに眺め続けてしまった……。
それに慌てて「前を向いて!」と願い、心臓をバクバクさせながら笑う彼の横顔を眺めた。
初めて千之さんを見た時は、手の届かない存在だと思い、遠目に見るだけで満足していた。
けれど、彼と触れ合う度に気持ちが増して、今では彼以上に、自分も早く彼だけのものになりたい…と願っている。
彼をずっと見守り続けていたい。
そういう存在に、一日も早くなりたい___。
……そう願いながら後ろの山を見返した。
頂に白い雪を被った冬山は、まるで綿帽子を被る花嫁姿のように見え、美しくて、いつまでも目を離さずに眺め続けてしまった……。