見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
それが皆の為になって、一瞬でもいいから気持ちが軽くなって、それで明るさを取り戻せるのならいいんだ…と思っていた。
自分の役割はそれだと信じ込んでいた。
その為に心が苦しくなっても、敢えて考えようとはしなかった。
けれどもう、それを堪えなくてもいい。
泣きたくなったら泣いてもいいし、彼に甘えて、笑う時には声を出して笑おう。
あの時みたいに感動も共有したい。
山の上で見た壮大な景色を見た時みたいに、自分も彼のことをずっと、見守れる存在になりたい。
その為には、先ず一歩踏み出さないと。
恐れることなく、一歩ずつ前進して___。
「千之さん…」
涙を拭い、彼を見つめる。
初めて見入った日のことを思い出して、笑みを浮かべながら返事をした。
「私も…愛してます。永遠に一緒に居て下さい」
思わずプロポーズの様な言葉を言ってしまった。
吹き出した千之さんは、「俺の台詞を取るなよ」と頬を撫で、優しいキスを返してくれる。
間近に見える瞳の中に自分の顔が映っている。
私の目にも今、彼のことしか見えていない____。
END
自分の役割はそれだと信じ込んでいた。
その為に心が苦しくなっても、敢えて考えようとはしなかった。
けれどもう、それを堪えなくてもいい。
泣きたくなったら泣いてもいいし、彼に甘えて、笑う時には声を出して笑おう。
あの時みたいに感動も共有したい。
山の上で見た壮大な景色を見た時みたいに、自分も彼のことをずっと、見守れる存在になりたい。
その為には、先ず一歩踏み出さないと。
恐れることなく、一歩ずつ前進して___。
「千之さん…」
涙を拭い、彼を見つめる。
初めて見入った日のことを思い出して、笑みを浮かべながら返事をした。
「私も…愛してます。永遠に一緒に居て下さい」
思わずプロポーズの様な言葉を言ってしまった。
吹き出した千之さんは、「俺の台詞を取るなよ」と頬を撫で、優しいキスを返してくれる。
間近に見える瞳の中に自分の顔が映っている。
私の目にも今、彼のことしか見えていない____。
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