見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
「今、神野さんがキャンプの参加用紙を持ってきたんですよ。この間、彼女に訊きたいことがあると言ってたでしょう。丁度いい機会だから、ご自分で確認されたらどうですか?」
はい…と言いながら参加用紙を彼に手渡している。
自分の目の前でやり取りされる紙を見つめながら、こっちは唾を飲み込み、どういう顔をすればいいんだ…と俯き加減に項垂れた。
副社長の目線が何処へ注がれているのかを確かめるのも怖い。
じっと自分を見ていると思うのも震え上がりそうだし、かと言って、全く無視をされてるのもな…と矛盾を感じる。
私から話しかけるべきだろうか…と声を発しようとも思うが、この間のこともあるし、やはり自分からは声を出せずに口籠る。
少しの間、副社長は紙を持ったまま、それを確かめているようだった。
それで私は何か落ち度でもあったのだろうか…と心配になり、恐怖を覚えて内心ハラハラしだす。
(ひょっとして、お誘いの文句がざっくばらん過ぎたのだろうか。社内行事だし、読むのは多分一般社員だろうと思って、少し砕けた感じの文章にしてしまったのがいけなかったのかも…)
はい…と言いながら参加用紙を彼に手渡している。
自分の目の前でやり取りされる紙を見つめながら、こっちは唾を飲み込み、どういう顔をすればいいんだ…と俯き加減に項垂れた。
副社長の目線が何処へ注がれているのかを確かめるのも怖い。
じっと自分を見ていると思うのも震え上がりそうだし、かと言って、全く無視をされてるのもな…と矛盾を感じる。
私から話しかけるべきだろうか…と声を発しようとも思うが、この間のこともあるし、やはり自分からは声を出せずに口籠る。
少しの間、副社長は紙を持ったまま、それを確かめているようだった。
それで私は何か落ち度でもあったのだろうか…と心配になり、恐怖を覚えて内心ハラハラしだす。
(ひょっとして、お誘いの文句がざっくばらん過ぎたのだろうか。社内行事だし、読むのは多分一般社員だろうと思って、少し砕けた感じの文章にしてしまったのがいけなかったのかも…)