見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
「えーと、会場はもう既に押さえてある…と。開始時間も各部署に回覧したし、日付も場所も日程もその回覧に記載済み。後は対抗戦のクジ引き用のクジを作って、応援グッズを準備して、去年買った物で使えそうなものは再利用して……。
あっ、スポーツできる格好で来て下さいって回覧した書類には書いてたっけ。
体育館でやるから上靴着用…って、そこももう一度再連絡しておかないと」
なんでこんなに忙しいんだ…と自分でも思わず投げ出しそうになる。
でも、福利厚生担当者は主に私だけで、他の社員は各々別の業務を任されている。
仕様がないか…とまた溜息を漏らす。
そんなところへ彼女が来た。
「ヤッホー!その後準備の方はいかが?神野ちゃん」
お気楽な感じで現れたのは、営業の同期社員辻 珠紀。
ヒラヒラと宙で掌を振り、楽しそうに側へ来た。
「見ての通り、相変わらずてんてこ舞いで一杯一杯よ」
暇なら手伝って、と願えば、全く本気で捉えてない感じの珠紀が、いやいや…と人差し指を立てて横に振る。
あっ、スポーツできる格好で来て下さいって回覧した書類には書いてたっけ。
体育館でやるから上靴着用…って、そこももう一度再連絡しておかないと」
なんでこんなに忙しいんだ…と自分でも思わず投げ出しそうになる。
でも、福利厚生担当者は主に私だけで、他の社員は各々別の業務を任されている。
仕様がないか…とまた溜息を漏らす。
そんなところへ彼女が来た。
「ヤッホー!その後準備の方はいかが?神野ちゃん」
お気楽な感じで現れたのは、営業の同期社員辻 珠紀。
ヒラヒラと宙で掌を振り、楽しそうに側へ来た。
「見ての通り、相変わらずてんてこ舞いで一杯一杯よ」
暇なら手伝って、と願えば、全く本気で捉えてない感じの珠紀が、いやいや…と人差し指を立てて横に振る。