見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
弁解しても、フン…と鼻でせせら笑われるのがオチかもしれない。
それでも、少しは見る目を変えたい。
そう思って恐る恐る近付いた。
テントの前で焚き火を見つめている副社長は、サク…と土を踏む足音に気づいたのか、顔を上げてこっちを振り返る。
その顔が一瞬驚いたように目を丸くして瞬きする。
それを見つめて、ペコ…と頭を下げた。
「なんだ」
不機嫌そうにすぐに目線を焚き火へ戻す副社長。
その態度にショボくれながらも、私はもう少し彼に近付いて膝を折った。
「……あの、さっきは手伝って頂いてありがとうございました。おかげで重い物を下ろすのにも苦労しませんでしたし、上り坂も楽チンでした」
深く頭を項垂れて先ずはお礼から入る。
それを聞いた副社長は何も言わずにいて、私はゴク…と唾を飲んだ。
「それと、あの日のこと、少し弁解させて下さい」
真っ直ぐ目を向けると、ちらっと彼の目線が向けられる。
その目ヂカラにドキッとして、またしても吸い込まれそうになったけれど__。
(ダメダメ。きちんと弁解しなきゃ)
それでも、少しは見る目を変えたい。
そう思って恐る恐る近付いた。
テントの前で焚き火を見つめている副社長は、サク…と土を踏む足音に気づいたのか、顔を上げてこっちを振り返る。
その顔が一瞬驚いたように目を丸くして瞬きする。
それを見つめて、ペコ…と頭を下げた。
「なんだ」
不機嫌そうにすぐに目線を焚き火へ戻す副社長。
その態度にショボくれながらも、私はもう少し彼に近付いて膝を折った。
「……あの、さっきは手伝って頂いてありがとうございました。おかげで重い物を下ろすのにも苦労しませんでしたし、上り坂も楽チンでした」
深く頭を項垂れて先ずはお礼から入る。
それを聞いた副社長は何も言わずにいて、私はゴク…と唾を飲んだ。
「それと、あの日のこと、少し弁解させて下さい」
真っ直ぐ目を向けると、ちらっと彼の目線が向けられる。
その目ヂカラにドキッとして、またしても吸い込まれそうになったけれど__。
(ダメダメ。きちんと弁解しなきゃ)