見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
「今晩は。お疲れ様です」
トングで掴んでいた唐揚げを皿の上に着地。
私の皿の上には他にも料理がてんこ盛りになっていて、それを見られて、へへへ…と笑って誤魔化した。
「美味いですよね。今年の料理」
大橋さんは、自分も唐揚げ目当てにこのテーブルに来たんだ、と話し、皿に盛り付けながら会話を続ける。
「この間はうちの高吉がお世話になりました。今夜もこの会に行ってみないか…と誘ったんですけど、まだ本調子じゃないから……と断られましてね」
「そうなんですか。ちょっと残念」
でも、無理しない方が彼の為かもしれませんね…と笑って唐揚げを頬張る。
ジュワッと溢れる肉汁が口腔内に溜まり、ウッ…とまた感動していると笑われた。
「さっきから見てましたけど、本当に美味しそうに味わってますよね」
まあ分かる、と言いながら大橋さんも齧りつく。
二人で食べながらした話題は、当然高吉君のことで、彼が私のことを「話しやすい人で良かった」…と言っていたと聞かされた。
トングで掴んでいた唐揚げを皿の上に着地。
私の皿の上には他にも料理がてんこ盛りになっていて、それを見られて、へへへ…と笑って誤魔化した。
「美味いですよね。今年の料理」
大橋さんは、自分も唐揚げ目当てにこのテーブルに来たんだ、と話し、皿に盛り付けながら会話を続ける。
「この間はうちの高吉がお世話になりました。今夜もこの会に行ってみないか…と誘ったんですけど、まだ本調子じゃないから……と断られましてね」
「そうなんですか。ちょっと残念」
でも、無理しない方が彼の為かもしれませんね…と笑って唐揚げを頬張る。
ジュワッと溢れる肉汁が口腔内に溜まり、ウッ…とまた感動していると笑われた。
「さっきから見てましたけど、本当に美味しそうに味わってますよね」
まあ分かる、と言いながら大橋さんも齧りつく。
二人で食べながらした話題は、当然高吉君のことで、彼が私のことを「話しやすい人で良かった」…と言っていたと聞かされた。