運命~貴方に出会えた喜び~
「でもこいつ、すごくいい匂いするよね?」




奈緒がそんな話を振った




「は?そうか?




そんなことねぇと思うけど…」




中村帝都は自分の袖口を奈緒に近づけた




「……あれ?




こんな匂いじゃなかった




もっと柑橘系」




「あー、それ違うやつ」




─ズキ




………ん?




何?これ…




元々知り合いの2人は、仲良さそうに話している




そりゃもちろん、1度会ったことあるんだもん




それくらいあるよね




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