塩崎先生と大浦さん
「ん?なに?」
「妊婦さんの気持ちってこんな感じなのかなあ」
「…やめなさい///」
「せんせーい!何想像してるんですかー」
「…腹痛いんじゃないの?車から振り落とすよ」
「ひどい!」
「はははっ」
ケラケラ笑いながら、久しぶりのふたりきりを味わって病院に着いた。
「運転してる先生もかっこいい」
「はいはい。ありがとありがと」
先生は慣れた様子で私の好き好き大好きビームをかわし、車を降りた。