メリークリスマス!
さまざまな経験をして人生も色づいていく。

紺碧色の蓮と茜色の自分。

人それぞれのもつ色が混ざり合い新しい色が生まれていく。

どの色も大切で、どの色も輝くことができる。


「陽咲」
「ん?」
「俺たちの天使。大切にしような。」
「・・・うん。」
蓮が陽咲を見て微笑んだ。

「だから、一人で重いものはもう持つなよ?」
急に話を蒸し返す蓮に一瞬やられた・・・という表情になった陽咲も、「はい」と今度は頷いた。
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