君がいればそれだけで。
目を覚ますと自室にいた。誰かが運んでくれたのかと隣を見ると、椅子に座りながら眠っているヒューの姿があった。そうか、また心配をかけてしまったのかと思いながらまた目を閉じると隣の部屋から話し声が聞こえてきた。ここの壁って話し声が聞こえるほど薄かったかなと思いながら聞き耳を立ててみると、パルさんとリズレイドの声だった。
「正直に言え」
「だから、俺じゃねぇって!」
「嘘を吐くとは良い度胸だな?」
なんか、パルさん本気で怒ってないか?でも、リズレイドも本気で否定しているようだし何があったんだ。只事では無さそうだが、今から隣に行って仲介するのもなぁ。
「正直に言え」
「だから、俺じゃねぇって!」
「嘘を吐くとは良い度胸だな?」
なんか、パルさん本気で怒ってないか?でも、リズレイドも本気で否定しているようだし何があったんだ。只事では無さそうだが、今から隣に行って仲介するのもなぁ。