大好きになりました。〜憧れと優しさ〜
「先輩これって夢ですか?」
「お前はどれだけアホなんだ。
お前が夢だと思うなら夢なんじゃねーの。
もうしらね〜。」
えっっっっ
イタッ痛いってことは夢じゃない!!!
「先輩私なんかでいいんですか?」
「私なんかってお前がしつこく好き好きいってきたんだろうが。」
いやそうだけどさ。
えっ?嬉しすぎる。
「はぁ〜わりぃ!付き合えっていったけど
俺の話も聞いてから答え決めてくれるか?」
えっ
付き合うんじゃないの?
嘘でしょこのドキドキ返してよ〜
でも先輩の話ってなんだろう?
「はい。」
とりあえず返事しとかないとね。
「俺も両親はいねーんだよ。
中学入るころに離婚して。兄貴はちょうどその頃高校入ると同時に別居するっていってでていって。俺は母親2人きりで暮らしてたんだよ。その頃から母親に淳は居なくならないわよね?って言われるようになって
それが次第にエスカレートしてきて
中学2の終わり頃には部活に行くだけでも行かないでって言われるようになってて。
さすがに少しおかしいなと思って病院に連れてったんだよ。