大好きになりました。〜憧れと優しさ〜
誕生日
ガーーーーーン。
蒼汰さんまで。
あっ!でも蒼汰さん優しいから事情を説明すれば入れてもらえるかも。
「蒼太さんちょっといいですか?」
「うん?どうした。」
「実は。今日先輩と付き合えることになって。もうすぐ先輩の誕生日なのでどうしても誕生日プレ代を稼ぎたくて。」
小声でいったから先輩には聞こえてないよね?
「えっ!?」
ちょっと蒼汰さん声おおきい!
「蒼汰さん!!!」
「あっ!ごめん。
そっか!おめでとう。
でもだとしたら尚更帰りな?
淳意外と心配症だからそこまでされても嬉しくないと思うよ。」
えーーー。
でも心配はされたくないかも…。
「あっ!そうだ!」
えっ?また大声ださないでよ!
「お前ら今日2人とも休みでいいよ!
淳、お前奈津ちゃん送ってやれよ!
嫌なら俺が送るけど。」
ええぇぇぇ!!!
「はぁっ?なんで俺がこいつを…。」
「へぇ〜いいんだ?俺がなんで奈津ちゃんをここに誘ったか忘れたの?
俺のタイプだから誘ったんだよ?」
「チッ。お前アイツになんて言われたんだよ。クソ。」
フフフフ…。
えっ?先輩たち何話してたんだろう。蒼汰さんめちゃくちゃ笑ってるし。