大好きになりました。〜憧れと優しさ〜
テスト
「あのさ。みんな遊んでるところ悪いんだけど今日は勉強のために集まったんじゃなかった?」
司くんそれ言わないで〜。
「そうだね!そろそろ勉強しようか。」
瑠璃まで。
というか瑠璃は司くんが言ったことなら何でもokなんだろうな。
………。
「奈津ちゃん嘘でしょ。」
「くり!お前それわざとか?」
「奈津ちゃん…。」
なんで!私だけじゃ全く出来てないの。
瑠璃も少しダメなところはあるっぽいけどさ
「お前よくそんなんでこの高校入れたな。」
くそ。今回ばかりは翔馬のいうとうりだ。
てか翔馬も馬鹿そうなのになんで!
「奈津ちゃん。俺も教えるけどさ
翔馬に教えて貰ってもいい?」
なんでそんなこというの司くん。
「えっ!やだ司くんのが頭良いでしょ?」
瑠璃ごめん。こればかりは
「いや?俺より翔真のが全然頭いいからね?」
えっ?今なんて。
翔馬のが頭いいってなんの冗談。
「司くんが教えたくないだけじゃなくて…。」
「いや。違う違う。
こいつのが全然頭いいから。」
嘘だー信じたくない。
けど司くん嘘つくような人じゃないもんな。