大好きになりました。〜憧れと優しさ〜

このまま寝かしてやってもいいけど
さすがに勉強しないとテストに間に合わねーかんな。


「おい!おきろ!」

「うーん…。あと少しだけ…。」

こいつ!こっちの気もしらないで。

「おい。くり。おきろ!」

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「うーん……。あれ私寝てた?」

「そうだな。バッチリ寝てたな。」


うそ。人様のうちで勝手に寝るなんて。
やってしまった。

「続きやんぞ。」


「はい。」


…………。
眠い。


「はぁーそろそろ終わりにするか…。
って!わりぃ!全然時計みてなかった。」


あっそういえば私もだわ。今何時なんだろ。
って嘘でしょ。3時!
もうあと少ししか寝れないじゃん。


「お前ベットつかえよ。俺床でねるから。」


えっ?私が勉強教えて貰ってるのに?
わざわざ付き合わせてるのにそれはおかしくない?


「えっ!いいよ。私が床でねる。」

「はっ?お前がつかえよ。」

えっ。使えないよ。
あっ!じゃあ一緒にねればあいのか!


「翔馬。じゃあ一緒にねよ?
それがダメなら私が床でねるから。」


「はっ?お前何言って…。」
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