大好きになりました。〜憧れと優しさ〜
「えっ!先輩もバイトにくるんですか!
やった〜嬉しすぎる。
初めて先輩と一緒に働ける!」
「あーもう。いちいちうるせーな。
てかそうじゃなくて。勉強しなくて平気なよかよ。」
………。それは。かなり本当はやばいです。
「今一瞬まがあったよな。
バイト休みにするか?」
「えっ!いや大丈夫です!
バイトはしたいので!」
バイト代で学費だしてるからバイトなしはさすがにきつい。
「いた!くり!てめぇー。
何先に学校いってんだよ。」
「あっ!翔馬ごめん!
寝てたから先きちゃった。」
「あっ。淳先輩どうもっす。」
翔馬も一人の時は挨拶すんだね。
「おう。」
「くり!行くぞ。お前こんなことしてる暇あるなら勉強しろよな本当に。」
「寝てたからか…。」
「淳おはよ!どうしたん?」
「おおう。健はよ。
別にどうもしねーよ。」
ダメだ〜やっぱり授業はわからない。
翔馬の説明なら分かったのに。
先生わかる前提で話進めてるからかな。
もう私本当に留年しちゃうんじゃないの?
「翔馬ごめん。今日バイト。」
「うそだろ。わかったよ。
てかお前のバイト先ってどこなん?」