大好きになりました。〜憧れと優しさ〜
ダメだーわからない。
昨日翔馬に教えて貰った日本史からやろうかな。
「お前。うそだろ。なんだよこれ。」
「えっ?何って数学ですけど。」
「こんなんでよくこの高校入れたな!」
おっしゃるとうりです。でもあんときは先輩会いたくて、会いたくて、必死だったからな
「翔馬にも言われました。」
………。あれ?先輩なんか考え事でもしてるのかな?
「お前ら付き合ってんの?」
えっ?私と翔馬が?
ありえないありえない。私が好きなのは先輩だもん。
「付き合ってないです!
私が好きなのは先輩だけです。」
「そうか。でも朝翔馬が寝てたからとかいってなかったか?」
それで付き合ってるのかって聞いてきたのか。
確かに付き合ってもないのにお泊まりなんか普通そう簡単にしないよね。
ちゃんと考えるべきだったかも。
「いや。あの〜見ての通り勉強が全く出来なくてですね。
これからバイトない日は泊まりこみで翔馬が勉強を見てくれることになって。」
「そういうことか。
はぁー。仕方ねーからお前がバイトある日俺がここで勉強教えてやるよ!」
えつわ?嘘でしょ!
今なんて?
「ぇぇぇぇぇぇ!先輩が?
私に勉強を?!!!」