ポップコーンみたいな恋
紗夜はとてつもなく良い子だと思う。陰口も言わないし、そもそも他人の悪口を聞いた事がない。
「こんな事は言いたくないけどね、祥平君が手放してあげないと女の子の友達が出来なくなっちゃうよ?大野さんなら直ぐに出来るよ、可愛いし、性格良さそうだもん!…やっぱり、私が友達になりたいな。…うん、なろう、今すぐ!」
紗夜は柚葉と友達になりたいと言い出し、柚葉の元へと駆け寄る。確かに…柚葉には女の子の友達は僅かしか居ないかもしれない。あぁ、俺が近くに居すぎたせいで友達を作る機会を奪っていたのかな?
柚葉は…紗夜に言い寄られて嫌がるか?嫌がらないのか?…不安だったが、最高の笑顔を見せている。
小野 優真とも一緒にいて欲しくないし、柚葉と紗夜が友達になったとしても…俺は複雑なのには変わりは無いけれど…。……かといって、柚葉から友達を奪う権利はない。
いやいや、小野は別だな。彼氏にでもなられたら厄介過ぎる!
少しだけ焦げたポップコーンを口に入れた時みたいに黒い部分が苦くて…、複雑な心境になる。
「祥平ー、紗夜ちゃんも図書館に行くって!優真に勉強教わるからー」
少し離れた所から柚葉が大声を出す。柚葉と紗夜はどんな話をしたのか分からないが…笑い合っている。
「天木が来ないから、俺は両手に花だったよ。ねー、柚葉ちゃん、紗夜ちゃん。天木は帰ってもいーよ?3人で勉強するから!」
3人が立ち止まっている場所に向かうと小野がニヤリと笑って、嫌がらせを言った。
「うるさい、黙れ!」
これから先、関係性がどう変化するのか気がかりでもあるが、この男…小野だけは許す事は出来ない……!
・*:..。oEND♬*゚
「こんな事は言いたくないけどね、祥平君が手放してあげないと女の子の友達が出来なくなっちゃうよ?大野さんなら直ぐに出来るよ、可愛いし、性格良さそうだもん!…やっぱり、私が友達になりたいな。…うん、なろう、今すぐ!」
紗夜は柚葉と友達になりたいと言い出し、柚葉の元へと駆け寄る。確かに…柚葉には女の子の友達は僅かしか居ないかもしれない。あぁ、俺が近くに居すぎたせいで友達を作る機会を奪っていたのかな?
柚葉は…紗夜に言い寄られて嫌がるか?嫌がらないのか?…不安だったが、最高の笑顔を見せている。
小野 優真とも一緒にいて欲しくないし、柚葉と紗夜が友達になったとしても…俺は複雑なのには変わりは無いけれど…。……かといって、柚葉から友達を奪う権利はない。
いやいや、小野は別だな。彼氏にでもなられたら厄介過ぎる!
少しだけ焦げたポップコーンを口に入れた時みたいに黒い部分が苦くて…、複雑な心境になる。
「祥平ー、紗夜ちゃんも図書館に行くって!優真に勉強教わるからー」
少し離れた所から柚葉が大声を出す。柚葉と紗夜はどんな話をしたのか分からないが…笑い合っている。
「天木が来ないから、俺は両手に花だったよ。ねー、柚葉ちゃん、紗夜ちゃん。天木は帰ってもいーよ?3人で勉強するから!」
3人が立ち止まっている場所に向かうと小野がニヤリと笑って、嫌がらせを言った。
「うるさい、黙れ!」
これから先、関係性がどう変化するのか気がかりでもあるが、この男…小野だけは許す事は出来ない……!
・*:..。oEND♬*゚