人喰いゲーム
「ぎゃああああぁあぁぁぁあぁああぁぁああぁぁあぁッ!!!!!!!!」
南が叫ぶ。
ザシュンッ!!!!
左肩もなくなり、同じように
血が吹き出した。
「あ"あ"ぁあ"ぁあ"あ"ぁ"ッ!!!」
南が暴れだした。
その間にも、どんどん南の体は
喰われていく。
「あぁあぁぁぁああぁぁ――――――――――…………!!!!!!」
遂に喉も喰われ、声がでなくなってしまった。
あたし達は、南から目を背けた。
誰も、
南を助けようとはしなかった。
だが、もし助けようとしても
無駄な事はわかりきっていた。
ゲームの指示は絶対なのだ。