星空は「好き」を繋ぐ明日への光
少しだけ先生の顔を合わせるのが気まずかった、

けれど、先生はいつも通りで。

気にしてるのは私だけだと思った。


私は家に帰って、ふたりに手を合わせた。


私がどんな時でもふたりは笑っていて。


それが嫌だった、こわかった。


本当はどう思っているんだろう、と。


今になって気づいた、私が知るふたりは私を恨んだり、憎く思ったりするひとじゃない。


いつまで経っても自分を責めていたのは私。


先生に言われて気がついたこと。



私はあの日を忘れたりはしない、ぜったいに忘れない。


私の心に残り続ける。


今の私を見たら、あのふたりは悲しむ、泣いてしまうかもしれない。

今すぐに笑えるなんて思えないけれど、いつか前を向ける日が来たらいいと心の底から思う。


私少しだけがんばってみる、少しずつ。

あと少しの命なのだからーー。
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