星空は「好き」を繋ぐ明日への光
白い布団から顔を覗かせてカーテンの向こうの光を眺める。
看護師さんはやくきてカーテン開けてくれないかなぁ。
どこを見ても白ばかり。カーテンの向こうの世界に行きたいなぁ。
まだ起床時間にもなっていない。私ははやく起きてしまうから看護師さんがくるまでぼーっとして待つ。
起き上がれないから横になりながら。
朝の静けさはなんとなく心地よい。
今日はどんな一日になるのだろう。そんなことを思いながら目をつむる────。
「花園さーん!」
看護師さんの声が聞こえたら、目をパチッと開ける。
シャーっとカーテンを開けるとまるで待ち構えていたように光が差し込んできた。
「体温はいつも通りね!」
私を担当してくれている朝日さんは元気。朝から大きな声で話しかけてきて。
ぜったいに笑顔を絶やさないひと。
私はあまり話せないから……返事の代わりにこくんと頷く。
「ご飯食べられそうかな?」
看護師さんはやくきてカーテン開けてくれないかなぁ。
どこを見ても白ばかり。カーテンの向こうの世界に行きたいなぁ。
まだ起床時間にもなっていない。私ははやく起きてしまうから看護師さんがくるまでぼーっとして待つ。
起き上がれないから横になりながら。
朝の静けさはなんとなく心地よい。
今日はどんな一日になるのだろう。そんなことを思いながら目をつむる────。
「花園さーん!」
看護師さんの声が聞こえたら、目をパチッと開ける。
シャーっとカーテンを開けるとまるで待ち構えていたように光が差し込んできた。
「体温はいつも通りね!」
私を担当してくれている朝日さんは元気。朝から大きな声で話しかけてきて。
ぜったいに笑顔を絶やさないひと。
私はあまり話せないから……返事の代わりにこくんと頷く。
「ご飯食べられそうかな?」