からふる。~第3話~
来てしまったよ、この日が。
来てほしくなかったような来て欲しかったような。
半々だ。
「おはよう、ときちゃん!今日からよろしくね。ってことで早速お一人紹介させてもらうわね」
沼口さんが指差した先には今にも消えてしまいそうなくらいの透明感のある男子がいた。
「白鳥(はくちょう)!こっち向いて!」
はくちょう?!
沼口さん、本当に謎過ぎるネーミングセンスだ。
その声に反応して振り返り...満面の笑み。
朝からこんなすんばらしい笑みを見せちゃって良いのですか?
私に微笑みかけなくても...。
出し惜しみしましょうよ。
私なんかに微笑んじゃダメですよ。
「おはようございます。僕は白鳥澪。ここの寮長やってます。今日からよろしくね」
来てほしくなかったような来て欲しかったような。
半々だ。
「おはよう、ときちゃん!今日からよろしくね。ってことで早速お一人紹介させてもらうわね」
沼口さんが指差した先には今にも消えてしまいそうなくらいの透明感のある男子がいた。
「白鳥(はくちょう)!こっち向いて!」
はくちょう?!
沼口さん、本当に謎過ぎるネーミングセンスだ。
その声に反応して振り返り...満面の笑み。
朝からこんなすんばらしい笑みを見せちゃって良いのですか?
私に微笑みかけなくても...。
出し惜しみしましょうよ。
私なんかに微笑んじゃダメですよ。
「おはようございます。僕は白鳥澪。ここの寮長やってます。今日からよろしくね」