王子系幼なじみと、溺愛婚約しました。



入って早々、異次元の世界にでも飛び込んだんじゃないかっていうくらい衝撃を受けてる。


「さあ、急いで着替えのほうを済ませましょうか。お部屋のほうはご準備できていますので」


「き、着替え??
わ、わたしいったいこれからどうなるんですか?」


「ご安心ください。着替えの際はわたくしではなく、別のメイドがお手伝いしますので」


いや、問題そこじゃなくて!!


というか、なんで一般庶民のわたしがいきなりこんなお金持ちの人が住んでる家に連れてこられているのが謎でしかないんだけども!


「では芙結さま、こちらの部屋でお着替えのほうを。わたくしは部屋の外でお待ちしてますので」


柏葉さんがそう言うと、かわりにメイドさんが3人ほどわたしの前に現れた。


部屋の中に連れ込まれたわたしは、メイドさんたちにされるがまま。


いきなり着ていた服をスポッと脱がされて、ササッと着替えをさせられた。

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