世界No.1の総長と一輪の花 1.5






彼女を襲ったことは一度だけある。
朝方に、“彼氏ができた”って言われ日。





その言葉を聞いた瞬間、すぐに目を覚ました。





その彼氏が誰かとか、どこで会ったとか…全部聞く前に……キスした。





自分でも最低だと思う。
けど…どうしても好きな子のことになると止められない。








この子を俺だけのものにしたい



って思ってしまうんだ。









知れば知るほど、前よりも確実に花莉を好きになっていく。
彼女と暮らすようになってから、今まで知らなかったことをたくさん知った。





彼女の花が咲いたような笑顔を向けられたら、もう、どうしようもなく『好きだ』と伝えたくなる。







これからも一緒に暮らすのに…俺は本当に大丈夫だろうか。





< 14 / 51 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop