君は同期で幼馴染で××で
「よし、そろそろ行こうよ」
食事を終えて一息ついた頃、陸が声をかけてきた。
食器は陸が洗ってくれるって言うから、その間に着替えと化粧をしていく。
あっ、着替え……
こらからは陸がずっといるんだから、そこは気を遣わないと……
脱衣所にこもって、そそくさと着替える。まあ、スッピンは散々見られているから、今さら気にならないけど。
用意ができて外に出ると、自然と手を握られた。陸に顔を向けると、にっこりと微笑みかけてくる。その笑みを見るだけで、周りの目だとか気恥ずかしさだとか、なにも気にならなくなるから不思議だ。
電車に乗ってからも、ずっと手を繋いだまま。今時、高校生でも恋人同士ならあたりまえにしていることだ。でも、なんせ私にとっては初めてのことで、なんだか新鮮だ。
一夜にして私の心境とか見ている世界だとか、180度変わってしまったけど、戸惑いは少ない。それは、相手がずっと一緒にいた陸だし、陸がすごく優しい目で見つめてくれるから。
食事を終えて一息ついた頃、陸が声をかけてきた。
食器は陸が洗ってくれるって言うから、その間に着替えと化粧をしていく。
あっ、着替え……
こらからは陸がずっといるんだから、そこは気を遣わないと……
脱衣所にこもって、そそくさと着替える。まあ、スッピンは散々見られているから、今さら気にならないけど。
用意ができて外に出ると、自然と手を握られた。陸に顔を向けると、にっこりと微笑みかけてくる。その笑みを見るだけで、周りの目だとか気恥ずかしさだとか、なにも気にならなくなるから不思議だ。
電車に乗ってからも、ずっと手を繋いだまま。今時、高校生でも恋人同士ならあたりまえにしていることだ。でも、なんせ私にとっては初めてのことで、なんだか新鮮だ。
一夜にして私の心境とか見ている世界だとか、180度変わってしまったけど、戸惑いは少ない。それは、相手がずっと一緒にいた陸だし、陸がすごく優しい目で見つめてくれるから。