君は同期で幼馴染で××で
研修期間を終えて配属されたのは、企画開発課だった。ここで新しい商品を企画し、生み出していく、花形と言われる部署だ。私に務まるかどうかと、不安になっていたけど……
「わあ、真紀ちゃんと一緒だ!!」
なんと、陸も同じ課に配属された。今年は他に、2名の新人が入った。
「真紀ちゃんとの縁は、もはや切っても切れないものだと確信したよ」
「ちょっと、職場で〝ちゃん〟はやめてよ」
ちらちらと、女性社員が見てくるのは気のせいじゃないと思う。年上心をくすぐる陸の容姿は、ここでも人気が健在のようだ。
「えぇ……」
むくれる顔も可愛くて、それを見つめる女性が多数いたのを見逃さなかった。
「お願いだから、仕事とプライベートはちゃんと分けよう。職場では恩田さんって呼ぶから。私のことは、相川さんって呼んでよ」
「わかったよ」
不服そうにしながらも、なんとか頷いてくれた。
「わあ、真紀ちゃんと一緒だ!!」
なんと、陸も同じ課に配属された。今年は他に、2名の新人が入った。
「真紀ちゃんとの縁は、もはや切っても切れないものだと確信したよ」
「ちょっと、職場で〝ちゃん〟はやめてよ」
ちらちらと、女性社員が見てくるのは気のせいじゃないと思う。年上心をくすぐる陸の容姿は、ここでも人気が健在のようだ。
「えぇ……」
むくれる顔も可愛くて、それを見つめる女性が多数いたのを見逃さなかった。
「お願いだから、仕事とプライベートはちゃんと分けよう。職場では恩田さんって呼ぶから。私のことは、相川さんって呼んでよ」
「わかったよ」
不服そうにしながらも、なんとか頷いてくれた。