君は同期で幼馴染で××で
課内で私達2人は、長い間付き合っている恋人だと認定されてしまった。私がいくら否定しても、肝心な陸の態度が……酔うたびにあまえてきたり、普段から何かと私にかまおうとするから、誰も信じてくれない。
唯一、同期で同じ課に配属されて仲良くなった、木元美香だけは信じてくれたけど……
入社して、半年以上が経った。
食堂で美香と昼食を食べるのが、習慣になっていた。
タイミングが合えば、陸や他の同期も一緒に食べている。
今日は、美香と2人でのランチになった。
「……でもさあ、あれだよ真紀。もうこのまま、恩田とくっついちゃえばいいじゃん。今好きな人はいないんでしょ?」
サバサバ系の美香が、ストレートに言ってくる。
「好きな人はいないけど、だからって付き合うのは違うでしょ?それに、陸には長年想い続けている人がいるのよ。本人が言ってたもん」
「それさあ、詳しく聞いたことはあるの?」
「ん?ないよ。無神経に聞いていいことじゃないかと思って」
「いいじゃん、聞いてみれば。案外、その人って真紀のことかもよ」
「まっさかあ」
唯一、同期で同じ課に配属されて仲良くなった、木元美香だけは信じてくれたけど……
入社して、半年以上が経った。
食堂で美香と昼食を食べるのが、習慣になっていた。
タイミングが合えば、陸や他の同期も一緒に食べている。
今日は、美香と2人でのランチになった。
「……でもさあ、あれだよ真紀。もうこのまま、恩田とくっついちゃえばいいじゃん。今好きな人はいないんでしょ?」
サバサバ系の美香が、ストレートに言ってくる。
「好きな人はいないけど、だからって付き合うのは違うでしょ?それに、陸には長年想い続けている人がいるのよ。本人が言ってたもん」
「それさあ、詳しく聞いたことはあるの?」
「ん?ないよ。無神経に聞いていいことじゃないかと思って」
「いいじゃん、聞いてみれば。案外、その人って真紀のことかもよ」
「まっさかあ」