君は同期で幼馴染で××で
トーストに、サラダとスープとヨーグルトという、簡単な朝食を終えて、一息ついた。
「そろそろ部屋にもどろうかな」
と、立ち上がる陸の服の袖口を、無意識のうちに掴んでいた。
「ん?真紀ちゃんどうしたの?」
急に顔を近づけられて、ドキンと胸が跳ねる。なんだか気恥ずかしくて、顔が赤くなっていくのが自分でもわかって、下を向く。
「ご、ごめん。なんでもない」
パッと手を離す。
私の態度に、まだ震えているとでも思ったのか、陸がますます顔を近づけてくる。だから、こちらもますます顔が赤くなってしまう。
「えっ!?」
陸は私からパッと離れて、片手で口元を覆っていた。私は俯くことしかできない。
「ま、真紀ちゃん。顔が真っ赤」
そういうこと言うかなあ。
若干イラッとして、顔を上げた。
「えっ!?」
陸も、負けじと真っ赤な顔をしていた。
「り、陸だって……」
「あたりまえだよ。真紀ちゃんのそんな可愛い顔を見せられたら……」
「か、可愛いって……」
戸惑っていると、陸が私の方に向き直る。
「そろそろ部屋にもどろうかな」
と、立ち上がる陸の服の袖口を、無意識のうちに掴んでいた。
「ん?真紀ちゃんどうしたの?」
急に顔を近づけられて、ドキンと胸が跳ねる。なんだか気恥ずかしくて、顔が赤くなっていくのが自分でもわかって、下を向く。
「ご、ごめん。なんでもない」
パッと手を離す。
私の態度に、まだ震えているとでも思ったのか、陸がますます顔を近づけてくる。だから、こちらもますます顔が赤くなってしまう。
「えっ!?」
陸は私からパッと離れて、片手で口元を覆っていた。私は俯くことしかできない。
「ま、真紀ちゃん。顔が真っ赤」
そういうこと言うかなあ。
若干イラッとして、顔を上げた。
「えっ!?」
陸も、負けじと真っ赤な顔をしていた。
「り、陸だって……」
「あたりまえだよ。真紀ちゃんのそんな可愛い顔を見せられたら……」
「か、可愛いって……」
戸惑っていると、陸が私の方に向き直る。