愛くるしいうさぎ


「冬華…後ろ見て」



後ろ?


クルっと振り返ると



そこには男女があっつーいキスを交わしていた



「り、りょうくん?だめよ?」



お母さんはそんな子に育てた覚えはありません!!!



「ねぇ、冬華お願い。ちょっとだけでいいの…」



か、可愛い…可愛すぎ



なんでそんな目トロンってなってんの?



「し、仕方ない…ちょっとだけなら…」



そう言ったすぐ、りょうくんはわたしの
頬っぺたに手をあて


唇を合わせた



誰にも見られないように手をわざわざ
頬っぺたにしたのだろう




りょうくんはすぐに唇を離した



「ね?ちょっとでしょ?」


そうにやっと笑いながら
唇をペロッと舐めた



りょうくん色気が…ちょっと…
破壊力が…ちょっと…やばいデス




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