恋の予言【短編】
「ところで、明人。おじさんは?」


芳乃は時計を見た。


いつもならもう家にいるのになぁ。


「まだ帰ってない。残業でもしてるんだろ」


「ふぅーん。じゃあ、夜ご飯うちで食べなよ」


「そういえば、腹減ったなぁ」


明人はベッドから降りて、ウーンと伸びをした。


「早くいこうぜ」


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