恋の予言【短編】
2章
☆
「ヤバーイ!」
芳乃は物凄い勢いで飛び起きた。
その理由は―――【寝坊】
「ママ!明人迎えに来た?」
「来てないわよ」
母、由紀子は時計を見て、
「あら、もう8時じゃない。――明人くんも寝坊しちゃったのね」
と、笑った。
「芳乃、起こしてきてあげて」
「ママが起こしてきてよ。あたしだって着替えとか忙しいのに!」
「ママ、お弁当作ってる途中なの」
由紀子は毎日、芳乃と明人、二人分の弁当を作っている。
「――仕方ない」
芳乃は手早く着替えると、家を出て隣の部屋に入って行った。
「明人、起きてる?」
「・・・ん?」
明人は目を擦りながら起き上がった。
時計を手に取る。
「!!」
一瞬で眠気は吹っ飛んだ。
「遅刻だぁ!」
芳乃は物凄い勢いで飛び起きた。
その理由は―――【寝坊】
「ママ!明人迎えに来た?」
「来てないわよ」
母、由紀子は時計を見て、
「あら、もう8時じゃない。――明人くんも寝坊しちゃったのね」
と、笑った。
「芳乃、起こしてきてあげて」
「ママが起こしてきてよ。あたしだって着替えとか忙しいのに!」
「ママ、お弁当作ってる途中なの」
由紀子は毎日、芳乃と明人、二人分の弁当を作っている。
「――仕方ない」
芳乃は手早く着替えると、家を出て隣の部屋に入って行った。
「明人、起きてる?」
「・・・ん?」
明人は目を擦りながら起き上がった。
時計を手に取る。
「!!」
一瞬で眠気は吹っ飛んだ。
「遅刻だぁ!」