恋の予言【短編】
3章

翌日―――。



芳乃は着替えを済ませると、明人の元を訪ねた。


「おせー。用意はとっくに出来てるぞ」


明人の格好を見て芳乃は驚いた。


「す・・凄い気合い入ってるね」


「当たり前だろ。可愛い子ナンパするんだからな」


芳乃はため息をついた。


「まぁ、頑張ってよ」



矢枝とは現地集合ということになっている。



二人は世間話をしながらのんびりと歩いて行った。

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