始まりはクールな御曹司とのとろける様な一夜から
震える心を隠して、そう言うのが、精一杯だった。
2人で、カフェを出て、シャルムの前で別れようとした時、僕を呼ぶ声がした。
『氷野さん』
顔を向けると、そこに月城さんがいた。
『…あ、すみません。ちょっと穂乃果さんと話を…』
相変わらず、自分の何倍もカッコよくて、輝いてる月城さん。
僕は、突然過ぎて、上手く言葉が出なかった。
『そうでしたか。氷野さん、良かったら、カットしていかれますか?僕は、ちょっと早めに来たので、予約まで時間があります。いかがですか?』
月城さんが、言ってくれた。
驚いたけど、僕は、お願いすることにした。
カットしてもらうのは、あの時以来、2度目。
僕は、お見合いの話を、月城さんにもした。
『ご両親の勧めでお見合いを…それは良かったです』
『お見合いと言っても、まだ、何も具体的には進んでいません。これからどうなるのかも…もしかしたら、話も無くなってしまうかも知れないですし…』
2人で、カフェを出て、シャルムの前で別れようとした時、僕を呼ぶ声がした。
『氷野さん』
顔を向けると、そこに月城さんがいた。
『…あ、すみません。ちょっと穂乃果さんと話を…』
相変わらず、自分の何倍もカッコよくて、輝いてる月城さん。
僕は、突然過ぎて、上手く言葉が出なかった。
『そうでしたか。氷野さん、良かったら、カットしていかれますか?僕は、ちょっと早めに来たので、予約まで時間があります。いかがですか?』
月城さんが、言ってくれた。
驚いたけど、僕は、お願いすることにした。
カットしてもらうのは、あの時以来、2度目。
僕は、お見合いの話を、月城さんにもした。
『ご両親の勧めでお見合いを…それは良かったです』
『お見合いと言っても、まだ、何も具体的には進んでいません。これからどうなるのかも…もしかしたら、話も無くなってしまうかも知れないですし…』