始まりはクールな御曹司とのとろける様な一夜から
私は…


恭吾さんでもなく、輝くんでもなく、悠人を選んだ。


その選択は…


1ミリも間違っていなかったと、そう心から断言出来る。


あなたの性格、包容力、言葉、顔、スタイル、才能、そして、私を優しく抱いてくれる男としての魅力…


時々、弱い自分を見せてくれるところも…


私は、全てが大好き。


あなたに出会ってから、私は180度変わることが出来た。


こんな自分なんて…って、そう思ってた私が、今は、時々、自分で自分を褒めてあげられるまでになったんだ。


アンナの子育てや、家事、美容師として、頑張ってる時の自分を。


でも、悠人の奥さんとしては…


どうだろう…


そこだけは、相変わらず自信がないよ。


だけど、悠人はいっつも…


過剰に私を認めてくれて、褒めてくれる。


私は、その言葉に甘えてしまってるよね。


もちろん、甘え過ぎたらダメだって、わかってるけど…
< 205 / 230 >

この作品をシェア

pagetop